講談や落語、歌舞伎などにも登場する伝説の彫刻職人「左甚五郎」を主人公としたストップモーション・アクション時代劇『左』。
クリエイティブディレクターとして活躍中のWhatever川村真司監督が、TECARATの人形と美術を用い、ドワーフの制作で映像化するというドリームタッグ!
今回は長編作品に向けて、国内外にプレゼンするためのパイロット・フィルム版の制作です。制作費用調達のため8/31までクラウドファンディング実施中です。
話題沸騰のテストムービーをご覧ください。
ケレン味たっぷりのアクションシーン!人形もライティングもアニメートも、まだ仮の状態とはいえこの迫力。これ出来上がったらどうなっちゃうんだろう!?
このテストムービーを撮影したのはアニメーターの稲積さん。
事前に大まかな演技の概要はあったそうですが、アクション演出・カメラワーク・レンズ選びまで稲積さん自ら設計し撮影したそうです。タイムラプス映像をみると、撮影台ごと回転しているところもあり!コマ撮りならではの工夫ですね。
https://twitter.com/kimitamasa/status/1542424026626154496
メイキング
公式Twitterや関係者のSNSから、メイキング写真がガンガン更新されています。
https://twitter.com/hidari_movie/status/1543937983333945344
撮影は2班体制で、ドラマパートのアニメートはオカダシゲルさんです。天井の低いセットに横たわる恰好でのアニメート、大変そう…!
https://twitter.com/masakawa/status/1543826441271648256
https://twitter.com/hidari_movie/status/1543956088252694529
お手伝いしているコマ撮りアニメ「左」のメイキング写真です。
どこから撮ってもカッコいい人形。。アニメもライティングも全てがすばらしい作品!!
クラウドファンディングで制作資金を集めていますので良ければご支援ください!!https://t.co/Wv7lVgbG7m#左 #hidari pic.twitter.com/B1Sb4a5Ohb— げん (@gen_kobayashi_) July 6, 2022
リアルタイムのアニメートでは途中方向の違和感「?」を感じることがあるけど、後々動きが完成した時に実はそれは初動で、その動きのおかげで自然なアニメートになってることに気づく気持ちよさが先輩方のアニメートを見ていてとても楽しいのです。
伏線回収みたいな!#ライブ配信の楽しみ方 #hidari pic.twitter.com/qyJ0nTykn9— 陸人(Stop-Motion) (@kona_animation) July 6, 2022
普通の仕事では守秘義務の関係で明かせない、スタッフの生の感想や現場レポートがSNSで見られるのって嬉しいですね。
見学に行ってきた
先日、撮影開始2日目に見学に行ってきました。
まず驚くのはセットの巨大さ。床面積だけなら一人暮らしのワンルームほどもありそうです。
ストップモーションアクション時代劇「左」、建て込み&アングルチェックが始まりました!これから制作の様子をお伝えしていきますのでよろしくお願いします!#左 pic.twitter.com/BhujC2dTBp
— 【公式】『左』ストップモーション・アクション時代劇 (@hidari_movie) June 28, 2022
このセットはTECARATの美術メンバーのなんと二人だけで作
床板や柱は本物の民家から出た古材を活用しています。
撮影現場では、スタッフの方々がみんな「すごいものを作っている」という確信に溢れ、楽しんで作っている雰囲気が印象的でした。1カット撮れた時にはモニターの前で「おぉ〜〜〜」と静かな歓声が上がります。撮影は夜遅くまでかかることもあり、1ヶ月という長丁場で大変だと思いますが最後まで頑張っていただきたいです!
リターンとして、デジタル設定資料集や、川村真司監督によるオンライン講座、八代健志氏によるオンライン人形講座もあります。また、頑張っているスタッフの方たちに陣中見舞いを送るプランもあるそうですよ。