イベント情報 2023年6月24日

こまねこ公開撮影レポ

先日、こまねこの公開撮影に行ってきました!

こまねこの公開撮影は、2003年に第一作「はじめのいっぽ」(in東京都写真美術館)を皮切りに
2012年には「こまねこのおるすばん」(in飯田市川本喜八郎人形美術館)でも行われ、

今回の「こまねこのかいがいりょこう」(in渋谷パルコ)で三回目

それぞれの開催に約10年ほど間が空いていて、撮影の過程を一般公開するということがいかに貴重な機会かわかりますね。。

会場は、展示スペース・作品上映スペース・撮影をのぞける覗き穴スペース・カフェスペース・物販がありました。
それぞれのブースに仕切りはなく、順路もないため見たいところから見ることができます。

展示スペース

ドワーフを代表する人形たちが展示されていました!ポーズが可愛い!

言わずと知れた「どーもくん」

「こまねこ」

「まくまくん」(みんなのうた「ぼくはくま」など)

「なまいきヴォルグ」
こんなに小さかったんだ!とびっくりしました

「空き缶のツナ」(プチプチアニメ)

上映スペース

なんと撮影中の「こまねこのかいがいりょこう」の絵コンテが公開されていて、全編のストーリーを知ることができちゃいます!随時Vコンテに撮影済みのカットを入れていって、映像が完成するまでの過程を見せるという試み。
でも公開を楽しみにするために、私はあえて一切見ませんでした。笑

その隣のモニターでは「モリモリ島のモーグとペロル」「こまねこはじめのいっぽ」「ドワーフ20周年アニバーサリームービー」など、過去のドワーフ作品をまとめて見ることができます。

(上記は三作品は阿部が確認できた作品です)


物販ブースの方にあるモニターでは、アニメーターの手元を映すライブカメラ映像も上映されています。

合田監督のひとこと黒板

黒板の日付の下のイラストは合田監督自ら、毎日書き換えているそうです。私が訪れた時に書かれていたのはこんな感じ。

コマ撮りを初めて見る人なら誰もが抱く疑問を、丁寧にイラスト付きで解説されていて、見る人に対する思いやりを感じました。

カフェスペース


物販の隣にあるこじんまりとしたカフェスペース。美味しいコーヒーを飲みながらこまちゃんをかたどったおまんじゅう(通称こまんじゅう)を食べて一息ついたら、今度は壁一面に貼られた設定画をじっくり見てみようかな、また撮影をのぞいてみようかな…つい長居してしまいそうになりますね。もの作りへの愛と優しさで満ちた素敵な空間でした。

 


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アニメーター・セット/人形造形
コマ撮りアニメーターをやっています。動かすのが好き。
セットや小道具、人形も作ります。
ドラゴンについての解説を書いてますが、まだわからないことも多いので
こういう使い方もあるよ!等あったら、ぜひメールください。
お仕事はこちらから→ yasuko.a.85@gmail.com
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