例えば、フォーカスは手前のキャラクターに合っているが、f16まで絞りこんで奥のキャラクターまでフォーカスの範囲におさめたい、というカットを撮影する場合。
通常のライブでは
このように、奥のキャラクターはボケてしまいます。
これはライブ画像を明るく表示するために、カメラが自動で絞りを開けているためです。
そこでDepth of Field Preview(プレビューの被写階深度)機能を使います。
上の画像のように シーン>シーン設定>ビデオ>Depth of Field Previewをonにすると、
本来のf16まで絞ってライブを表示してくれるので、奥のキャラクターまではっきりと見ることができます。
ただし、もともとカメラ本体についている「絞りのプレビュー」機能をドラゴンで操作しているだけなので、カメラに機能がついてない場合は使えません。
デメリット
・ライブが暗くなる。
どうしても暗くてアニメしずらいときはガイドレイヤー(アニメーションパレット)のガイド映像レベル(画面調節)で明るくする。
・連続撮影すると、絞りの切り替えが追い付かなくなるためか、feed画像を絞りを開けた状態で撮ってしまうことがある。X1画像には影響はない。
・カメラとの相性によっては、カメラ接続が切れたあと復帰しにくくなるなど不具合が出ることがあった
Ver:Dragonframe3.6.9,Dragonframe4.0.4