DragonframeのXシートを使ってみましょう。
Xシートは、いわゆるタイムシートのことです。
動きの内容をメモしたり、注意書きをしたりするのに便利です。
使い方
アニメーション画面右下のをクリックしてXシートを出してみてください。
フレーム番号のふられたタイムシートが出てきます。
Xシートの幅は、ウインドウやセルの端にカーソルをもっていくと調整することができます。
Noteの行のセルをダブルクリックすると文字が入力できます。
アラート機能
ドラゴンのXシートの良いところは、アラート機能があるところです。
タイムシートの行をダブルクリックして、
Noteのセルに何か書き込んだら、ひし形のマークをクリックしてみましょう。
クリックすると菱形が白くなります。
撮影画像を意味する「c」のマークがそこまでくると、
アラート音とともにNoteの内容がポップアップされます。
ひとりで撮影していると忘れがちな内容(まぶたの張り替えとか)を書いておくとミス防止になります。
Xシートの設定
Xシート右上のボタンで設定を変えられます。
「終了:48」のところをクリックすると、Xシートに表示されるフレーム数を変更することができます。
「アニメーター」の文字をクリックで、名前を書き込むこともできます。
列を追加する
クリックで下のようなウインドウが出ます。「Add EMPTY」でNOTEが追加されます。
列を削除する
セルの一番上、「NOTE」と書かれた部分を右クリックで「列を移動する」を選びます。
Noteの内容を全消し 「Clear Column」を選びます。
Noteの内容を一部消す セルを複数選択して右クリック→Clear selected NOTES
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また、シーン>シーン設定>標準設定で
太線の区切り方を変えるなど、Xシートのレイアウトを変えることもできます。
注意
Dragonframe3.6.9のNoteでは、Microsoft Excelなどのように
複数の行を一度にコピー&ペースト、行をドラッグしてずらす、などができません。
動きのメモを一生懸命書き込んだのに、気がつけば全部一コマ分ずれていた…というときは、なかなかツライです。
(もしやり方を知っている方は教えてもらえるとうれしいです。)
アラート機能はありませんが、
オーディオ画面のダイアログもXシートとして使うことができます。
オーディオ画面でなら、書き込んだダイアログの
コピー&ペーストやドラッグ&ドロップができるので、
歩きなどの繰り返しの動きをメモしたいときは、ダイアログを使ってみるのも便利です。
→オーディオ画面を使ってみよう
他のテイクで同じ内容のNoteを使いたい
新しくテイクを作るとNoteの内容は受け継がれます。
ファイル>インポート>シーン設定>Import Notesで他のテイクから読み込むこともできます。
またインポートでテキストファイルのデータも読み込むことができるようです。興味のある人はやってみてください。
Ver:Dragonframe 3.6.9