色んな手法や素材が使われていて
大人になってから観ても楽しめる作品がたくさんあると思います。
と思っていたらこんな本が出てくれました。
「ニャッキ! 」 伊藤有壱
「ロボット パルタ」 保田克史
「チックンタック」 鈴木伸一
「ビップとバップ」 わだとしかつ
「ネコのさくせん」 野村辰寿
「ちぃちゃんとヒゲおじさん」 真賀里・野中&林恭三
「ももんがぁモン」 かわいとしひこ
「白い本」 中西義久
「王さまものがたり」 ミスミヨシコ
「しりとり王国」 まろとスージー
「ストローびゅるる」 当銀美奈子&KITSUTSUKI
「エディ」 長井勝見
「森のレシオ」 村田朋泰
「ティーチ」 よこたみつたか
「おんがく世界りょこう」 中野キミオ
「エんエんニコリ」 M サンバディ
「リヴ&ベル」 喜田夏記
「キリン・ザ・ヌープ」 森下裕介
「モノだらけ! 」 moogabooga
「こにぎりくん」 宮澤真理
「ビーズの森のらびぃ」 はしもとまさむ
「けいとのようせいニットとウール」 やたみほ
「おいどんと」 小岩洋貴
「ころがし屋のプン」 監督:三池崇史 アニメーション:稲積君将
「プチプチ・ダンス」
ひとことレビュー
プチプチアニメは子供のころからよく見ていて
好きな作品がいっぱいあるのですが、
今回は素材に特徴がある5作品をピックアップしました。
「こにぎりくん」
お弁当のおかずを使ったコマ撮りアニメ。
時間をおくと変化してしまう食べ物は、コマ撮りするにはやっかいな素材だと思います。
それで短編作品を作ってしまうのはすごい!
なにより、お弁当がおいしそう。食いしん坊だった子供のころに見たらたまらなかっただろうな~。
「ビーズの森のらびぃ」
ビーズでできた人形を使ったコマ撮りアニメ。セットもビーズ製!
主人公のらびぃは色んなものに変身できるうさぎの女の子。
ビーズのメタモルフォーゼ(形態変化)はどうやっているんだろう?というくらいなめらかです。
「けいとのようせいニットとウール」
毛糸と編み物を使ったアニメーション。キャラクターが編みぐるみで作られているだけでなく、セーターがほどけたり、また編み直されたり…と、編み物ならではのギミックがたくさん使われている作品です。
振り子時計がゆれるシーンは、絵柄の違う編み物を一コマずつ置き換えていっていると思うのですが
編み物ができない私としては、どうやって微妙な絵の違いを作っていくのか、想像もできません。
「おいどんと」
半立体のアニメーション。
おすもうさんのおいどんが、すもうの稽古に奮闘するお話です。
実はセットの一部におせんべいなどの和のお菓子が使われています。
お話を楽しんだあとは、どこにどんなお菓子が使われているのか探すのも楽しいですね。
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「白い本」
ペーパークラフトで作られたアニメーション。
白い本から毎回違ったテーマのいろいろなものが出現するというシリーズ作品です。
角が立ち直線的な造形のペーパークラフトが、やわらかく曲線的に動き変化していくのがとても不思議で気持ちがいい。後半に出てくる、模型のように精巧なペーパークラフトたちはぜひ手にとって眺めてみたくなります。