今回はDragonframeとソニーのカメラについてのメモみたいな記事です。
Dragonframeでどのカメラが使えるかはこちらのページで確認ができます。
Camera Support（日本語表記）
仕事でよくつかうカメラは
僕は最初はCanonのカメラをよく使っていて、そのあとNikonが多くなったのですが、最近ではソニーのα（アルファ）シリーズを使うことがちょいちょいあります。αは動画のカメラとしてよくできているそうでCM業界（動画）でよく使われます。なのでCMカメラマンと一緒に仕事するときに「ソニーのαは使えますか？」と聞かれます。特に、実写シーンとコマ撮りシーンの両方がある映像の場合は画面のルック（見た目）を合わせたいので、どちらでもαが使いたいということがあります。
ですが、αはちょいちょいドラゴンとの接続がうまくいかないことがあります。αシリーズの中でもいろいろな機種があるのでどれがダメとは一概に言えません。そんなときに知り合いのコマ撮りアニメーターから対処法の1つを教えてもらったのでおしらせ。
USB接続 [PCリモート]
ソニーアルファをドラゴンが全然認識してくれないときに、カメラ本体の設定メニューで
「セットアップ」、の中の「USB接続」を「PCリモート」というモードにしたらドラゴンが認識してくれたそうです。
これはカメラの機能をUSBで繋いでPCから操作できるようになるというモードです。このモードにしてないとドラゴンが認識しないままです。
アルファで接続がうまくいかないという話は僕も経験あるし周りからもチラホラ聞いてて、その原因がこれで全て解決しそうにはないのですが、メモ的に記事しました。
ちなみにアルファで問題なく撮影できてる現場もたくさんあって、ドラゴンのサイトでもサポートしてますと表記されてます。仕事で使う場合は事前に接続チェックしたらよいと思います。
もし他のトラブルとか解決方法とか知ってるという方がいましたら連絡ください。
ドラゴンはもともとCanonと相性がいい
聞いた話によると、ドラゴンの開発は最初Canonのカメラをベースに始められたそうで、だからドラゴンフレームはCanonのカメラとの接続が安定していて、Nikonのカメラだと接続が切れたりするトラブルが多かったです。でも最近はバージョンもあがってNikonのカメラでも問題なく使えています。
僕がよく一緒にするカメラマンさんはNikonが好きな人なのでNikonでやることも多いです。
それでも機材の相性とかあって接続がうまくいかないときもあります。（公式サイトのリストに機種の名前があってもダメなときはある）
作家さんによってお気に入りのカメラも違いますが、安定して撮影できる環境を整えていくこともけっこう大事ですね。
ABOUTこの記事をかいた人
コマ撮り映像作家、CM監督、アニメーター。本人が監督するだけでなく、他の監督の企画にコマ撮りアドバイザーとして参加することも。
マネージメントはCM制作会社キラメキ。お仕事の依頼はこちらまで
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