いつかどこか遠い宇宙の「僕」の話。
「COMET」
※没入感を高めるため、音声ON、できるだけ大きな画面での視聴をおすすめします。
レビュー
冷たく澄んだ宇宙空間の美しさに引きこまれる作品。日常を離れて、観る人の心をどこか遠いところへ連れていってくれます。
彗星やロボットやモグラはなんの象徴なのか解釈が分かれる作品であり、答えは人によって違うと思います。
何も考えずに、音楽と言葉のテンポに身を任せて楽しむのも良し。詩の意味は、きっとその時の自分の心持ちによって違った風に感じ取れることでしょう。
折に触れて見返したくなる作品です。
作者について
ストップモーションアニメのフリーランス、中村匠吾さんの自主制作アニメーションです。
中村さんは、過去にテレビ局のスタジオで数多くのコマ撮り作品に撮影スタッフ
「IMAGE TOY」シリーズは、2019年から公開されているループアニメーションの連作。
ship × wave pic.twitter.com/uBfOjUpt8c
— 中村匠吾 Shogo Nakamura (@shogo_naka) August 9, 2019
rocket × planet pic.twitter.com/D3YtpYhgQ3
— 中村匠吾 Shogo Nakamura (@shogo_naka) August 16, 2019
不思議な浮遊感が癖になる作品。こういうオブジェがあったら家に置いておきたいな。
作者コメント
監督の中村匠吾さんからコメントをいただくことができました。
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本作は長年構想し続けてようやく形にできた作品になります。
スタッフリスト
監督…Shogo Nakamura (@shogo_naka)
音楽…yuichi NAGAO (@yuichi_nagao)
ナレーション…unmo(@_unmo_)
英語字幕…Asako Eguchi
協力…Manami Wakai Sayaka OMODAKA