作品レビュー 2019年5月6日

アニメ作家 ブジェチスラフ・ポヤル

久々の投稿になります、ながしまです!
このゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたか?
10連休もあると心に余裕ができて何でも出来てしまう様に思えますが、現実はそうもいかないですよねー!

ブジェチスラフ・ポヤルとは

唐突ですが、読者のみなさまは「ブジェチスラフ・ポヤル」(1923~2012)という人物をご存知ですか?
かのチェコを代表するアニメ監督「イジー・トルンカ」の下でアニメーターとして数々の作品に参加し、その後もチェコアニメの発展に大きく貢献した人物です。
個人的に作品がとても大好きで尊敬するアニメ監督の1人です。大きく影響を受けております。

ポヤルの代表作といえばカンヌ国際映画祭など様々な賞に輝いた、
「飲みすぎた一杯」(1958年 監督ブジェチスラフ・ポヤル 美術イジー・トルンカ)という作品ではないでしょうか。
人形アニメなのにスピード感があり、後半の疾走感には目を奪われます!!

さて、今日ご紹介するのは代表作からは外れて日本で売られているポヤルの作品集などに収録されていない(のかな?)作品を2点ご紹介します。
この2作品はポヤルがカナダのNFBという所に招かれて作った作品で、NFBのyoutubeチャンネルから閲覧が可能です。

「E」


(ベルリン国際映画祭Forum of New Cinema にてInterfilm Award – Otto Dibelius Film Award受賞、クラクフ映画祭銀賞&国際批評家連盟賞受賞)

「Balablock」


(カンヌ映画祭の短編最優秀賞、受賞・入賞多数)

以上の2点の作品、いかがでしたか?
ポヤルの作品にはとても可愛らしいキャラクターが出るものが多いですが今回のように少しブラックなテーマを扱った作品もあり、表現の幅の広さも加えて素晴らしい作家であると改めて認識させてくれます。
チェコアニメと一言に言っても、様々なテーマや表現を見せてくれます。今までチェコアニメを見たことがなかった方も、この記事をきっかけに興味を持ってくれると嬉しいです!

長々と書きました!ながしまたいがでした!!


ABOUTこの記事をかいた人

ながしま たいが

アニメーター/人形関節・人形造形
主に粘土造形、アーマチュアやコマ撮りに必要な道具を作るのが得意。
アーマチュア・ギミックヘッド等の仕組みを考えるのと、
いろんな素材と手法で造形するのが好き。
お仕事のご依頼は animetig@gmail.com まで。
twitter : @TIG_anime