作品レビュー 2016年9月28日

The History of IDEMITSU

出光興産の創業105年の歴史をペーパークラフトで表現したコマ撮りです。

メイキング

監督はワタナベサオリさん
ワタナベサオリさんのサイト

ヒストリームービーの特設サイト

私的な感想

船が微妙にゆれたり、旗がはためいたりする動きは一度アフターエフェクトなどのパソコン内で完成させて、レーザーカッターを使って紙を切って、置き換えによってアニメーションにしているよう。動きも全部細かいし、いったいどれくらいの紙と手間をかけたのでしょう。圧巻です。
静的なシーンがつづくかと思いきや、ぐわんって動くカメラワークがたまりませんね。
あと、建物ができあがっていくところの窓とかを表現した穴たちがヒョンヒョンって感じで下からやってくる動きとかもすてき。

ライティングもすばらしいですよね。日の出のシーンとかは紙の向こうから照明を当ててると思うんですが、紙の透け感がとても美しい。
ここからは予想なんですが、このライティングもそうとう苦労していると思います。全部が白い紙で作っているので、単純にライトをあてると全部が白くなってしまい、それぞれの形がよく分からないことになるんですよ。だから、それぞれにあたる光を計算してちょっとずつ暗くするとかして明るさの違いをつけているはずです。その労力というか計算する手間もヤバイなーって見てて思いました。

すべてのシーンの奥行き感やカメラワークやライティングの変化などがどれもすごく幅があると言いますか、大人しくないというか動きまくっている感じがすごくレベルが高くて感動しました。

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ABOUTこの記事をかいた人

竹内 泰人

「コマ撮り大好きコマドリスト」を名乗って活動中。コマ撮りの監督したり企画を考えたり、アニメーターをしています。CM制作会社キラメキにてマネージメントをお願いしています。お仕事の依頼はこちらまで
【キラメキのサイト】メール:kirameki@kirameki.cc
日記サイト【無重力とザクロドクロ】
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