コマ撮り道具 2017年11月23日

QuickTime Player 7

コマ撮りに限らないんですが、打ち合わせの時などでパソコン上で映像を再生するときにオススメとしてQuickTime Player7を紹介させてください。

qt_eyecatch

現在QickTimeの最新バージョンはX(バージョン10)で、Macを買うとデフォルトで入っていると思います。QuickTime Player 7(以下 QT7)はその前のバージョン。8と9がどこに行ったのかはわかりません。

バージョンXはすっきりした画面なんですが、個人的に使い勝手は7の方がよいと思っています。なのでその機能を紹介します。

僕がMacしか持っていないので、Macでの操作方法を書きます。

ダウンロード

7はこちらからダウンロードして使えます。
https://support.apple.com/kb/DL923?locale=ja_JP&viewlocale=ja_JP

「アプリケーション」フォルダの中の「ユーティリティ」フォルダにインストールされます。バージョンXのQuickTime Player.appは普通に「アプリケーション」フォルダにあるので、ここがちょっとややこしいです。
window_qt7

window_qtX

QT7で動画データを開く

右クリック

再生したい動画を右クリックすると「このアプリケーションで開く」と出てくるので
7を選んでください。

Dock

僕はDockに両方入れていて、使いたい方にドラッグして再生させてます。

開くアプリケーションをすべて変更

動画データを右クリックして「情報を見る」([⌘+I]コマンドとアイ)を選択。
出てきたウィンドウの「このアプリケーションで開く」の中からQT7を選び、その下の「すべてを変更…」というボタンを押すと、それ以降は同じ拡張子のデータはそのQT7で開くようになります。

movなどに限らず「jpgデータをすべてPhotoshopで開くようにする」などもできます。

フレームの表示方法

開くとこんなウィンドウです。
qt7_0

シークバーの左に時間が表示されます。
そこをクリックすると
「標準」「タイムコード」「フレーム番号」が選べます。
qt7_1

標準

qt7_2
普通の時間:分:秒を表示。1秒以下については表示されません。

タイムコード

qt7_3
1秒以下のフレーム数まで表示してくれます。これが便利です。

矢印キーの右左を押すことで、映像を1フレームずつ送っていけるので、例えば「このコマは何フレ表示してるの?」「何コマ打ちかしら?」というとき数えやすいです。

フレーム番号

qt7_4
映像の頭から数えて何フレーム目かを表示してくれます。2コマ打ちとか3コマ打ちをしていて動画データ自体は24fpsや30fpsになってる場合がほとんどだと思うので、このフレーム数からコマ数を概算する必要がありますが、ざっとコマ数を数えたいときに使えます。

ウィンドウサイズ

メニューバーの「表示」から選んで、ウィンドウサイズを変えれます。ウィンドウの端をドラッグしても変えれますが。

ショートカット

⌘+0、半分のサイズ
⌘+1、もとのサイズ
⌘+2、2倍のサイズ
⌘+3、モニター画面の大きさに合わせる
⌘+F、フルスクリーン

シークバーが長〜い

qt7_5
便利だと思うのは⌘+3の画面サイズに合わせる機能で、この状態だと映像をどこを表示しているのかを示す「シークバー」がとても長くできるんです。

qt7_6
ちなみにQT Xだとこんな感じ。操作パレットが小さくまとまっていてシークバーが短いです。

見たいシーンがどこだったか探したり、ドラッグしてて見たいシーンを飛び越しちゃったりということありますよね?長い映像だと特にそうだと思います。でもシークバーが長いと表示場所をドラッグするときにゆっくりコマ送りができるので、見たいシーンを探しやすいんです。
ただし、フルスクリーンにするとシークバーは短いデザインになります。

個人で視聴する時もよいですが、打ち合わせとかで「さっきのシーン見せて」みたいな会話ってよくありますよね?そういうときに便利だと思います。使ってみてください。

    
イベント情報 2017年11月13日

映画『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』上映情報!!

こんにちわ! ながしまたいがです。
あの『コララインとボタンの魔女』や『パラノーマン』を作り出したスタジオ ライカ の最新作、
『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』が日本上陸します!

予告編


『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』の上映は11月18日(土曜日)からです!
上映館は新宿バルト9はじめ、こちらになります!

2016年に公開されてから、日本での上映はあるのかな〜?と思っていたら遂に日本上映が決定しました!

メイキング

LAIKAは3Dプリンターで人形を作ってコマ撮りをしていて、時代に沿った新しいアニメーションの道を行っていますね。(Wikipediaにも3Dストップモーションアニメとか書かれてます。)メイキング映像もyoutubeなど動画サイトにたくさんあるので調べてみると面白いですよ!!

人形展示

現在、新宿バルト9では12月1日まで今回の映画に使われた人形が展示してあります!
僕、見てきました!!実物を見てみると細かくて繊細な造形がよくわかります、一度ご覧になって見てはいかがでしょうか!
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『KUBO/クボ 二本の弦の秘密』 公式ホームページ 

    
作品レビュー 2017年11月9日

ニンジャセオリー

前の記事で「コマ撮りがあれば1人でも映画が作れる」というていえぬさんの言葉を紹介しましたが、その流れで見てもらいたい作品があります。コマ撮りではなく、操演をつかった特撮ですが、コマ撮りの人も必見な作品『ニンジャセオリー』です。

予告編

サイト

DVDはこちらから購入できます。

主人公の声優を斎藤工さんがされています。斎藤さんは秦 俊子監督の『パカリアン』の声優もされているし、『映画の妖精 フィルとムー』の原案も手がけたりと、映画に関しする活動を幅広く積極的にされてますよね。すごいです。
そして斎藤工さんに限らず、声優陣が清瀬やえこ、菜葉菜、北岡龍貴、千葉真一と豪華!

作者 ワッヘンフィルム

作ったのはワッヘンフィルムスタジオといって、これは飯塚 貴士監督が1人でされてるスタジオです。ほとんどの作品の美術・撮影・操演・編集・音楽・声優など全てを1人でこなしてます。飯塚さんの作品を初めて見たときに、そのセンスの良さにも頭を殴られたような衝撃だったわけですが、何より「コマ撮りがなくてもテグスがあれば映画は作れるんだ!」と叫びました。

ワッヘンフィルムのサイト

テグスや棒などで、操演による特撮の人形劇で、背景は写真だったりモニターに映像を流しながらその前で演技をさせているそうです。簡単に作っているようにみえるかもしれませんが、テグスでブラブラと揺れる人形に演技させるのはとても難しくてなかなかOKテイクが出ないとおっしゃってました。しかしそのシステムによってダイナミックなアクションが可能になっています。特に『ニンジャセオリー』のクライマックスのバトルシーンは本当にダイナミックでハリウッド映画なみのすごさです!

映像技法に触れがちですが、ストーリーも良いです。現代社会をいきる忍者の話が笑えつつも切なく、最後にはド派手なバトルから熱い展開もあり、本当にエンターテイメントしてて最高に楽しい作品です。

飯塚さんは映画がすごく好きで、映画を紹介する生配信もしてます(サイト)。飯塚さんもていえぬさんもそれぞれが大量に見てきた映画体験から自分の作品のストーリーや画面構成などの様々なセンスが磨かれて出来上がっているんだろうなと思いました。

イバラキ警備隊

YouTubeで本編がぜんぶ見られる作品もあるので紹介します。こちらも個人的にすごく好きな作品です。
茨城県が運営するネットテレビ「いばキラTV」にて配信された作品です。茨城のイメージダウンを目論む悪の組織「ブラックローズ団」と戦う「イバラキ警備隊」の物語です!

このあとも3話まであります。笑いつつも切ない話があったり、全部見ると茨城についてちょっと詳しくなれますよ。

リンク

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